地域社会と生活者としての外国人
~多文化共生社会をめざして~
大阪国際交流センター・大阪にほんごボランティアネットワーク 共催
※講座全体予定については、こちら。
※定員に達したため、追加のお申込みはお受けしていません。ご了承ください。
11月6日(木)、第6回目「学びの場を求めて」は東大阪市立太平寺中学校夜間学級講師の中谷紀美子先生、大阪府立門真なみはや高等学校渡日生プロジェクトの大倉安央先生を講師にお招きしました。
まず、中谷先生から、夜間中学校のこれまでの歴史や、難民や移民、国際結婚による渡日生が増加し、多様化している現状などのお話があり、「様々な事情で義務教育を終えられなかった『学び』を求める人たちの『学べる場』がもっと増えてほしい」と呼びかけられました。
続いて大倉先生が、外国人生徒の高校進学率が高い大阪府の教育支援について、多言語進路ガイダンスや入試における配慮、特別枠を設けている5校のうち、門真なみはや高等学校での「取り出し授業」の様子や交流会など、VTRを交えて説明していただき、日本語だけでなく母語も大切なこと、母語やルーツを尊重することが彼らの生きる自信に繋がること、外国にルーツをもつという自分だけの武器に、さらに磨きをかけて頑張ってほしいと生徒への期待を語られました。
12月11日(木)には第7回目を近畿中国帰国者支援・交流センター教務主任の氏原庸子さんと海外技術者研修協会AOTS日本語教育センター長の春原憲一郎さんをお招きし、「外国人住民と日本語」と題して開催しました。
氏原さんからは、中国残留邦人一世の方など国費帰国者の生活や支援の流れを紹介いただいた後、自費帰国者も利用している「支援・交流センター」では、一世の方のための「ゆっくり日本語コース」や楽しい「将棋クラブ」などの様子、二世・三世の方の就職に向けた支援や様々な活動についてお話を伺いました。呼び寄せ家族のような自費帰国者は支援も少ないため、来日後すぐ働く必要に迫られ、日本語を学べないこともあるという不安の側面もご紹介いただきました。
春原さんからは、留学生や研修生について、日本の姿勢が「国際貢献」から「国内貢献」へ移り変わる曲がり角を迎え、日本で学んで自国で活躍する、つまり、日本での滞在が「トランジット」だった時代から、日本で働く「国内労働力」の時代へと変わってきていること、また、インドネシアの看護師・介護福祉士受け入れは、まさにその第一歩になったのではないか、とこれからも変化を続ける問題を具体的事例とともにお話しいただきました。
今後も、実施した講座の概要は大阪国際交流センターのホームページや広報誌「アイハウスニュース」でご紹介して参ります。
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